2025.12.28
弊所代表が著作権講演会に登壇しました
こんにちは。弁理士の髙井智之です。
11月に、日本大学芸術学部や武蔵野音楽大学の近く、練馬区立小竹図書館(東京都練馬区小竹町)において、「デジタル時代の著作権~こんな時どうすればいい?~」とのテーマで講演会を実施させて頂きました。
まず知的財産権の概要について、続いて著作権についてより詳細に解説しました。
著作権パートの内容としましては、著作物性、著作物の種類、著作権と著作者人格権、著作権侵害の要件、著作権の制限規定について具体例を挙げ、またクイズ形式の内容を設けつつ解説しました。
さらに、SNSや生成AIの利用等、著作物を利用する場面で著作権の側面からどのような点に留意すべきかを、仮想事例や裁判例を挙げつつ解説しました。
最後に質疑応答の時間を設け、受講者からの質問に回答致しました。
受講者からは、「地域の活動の一環でAIが作成したイラストを使用することがあるが、どのような点に留意した方が良いか」、「ブランドのロゴマークを著作権で守るにはどうすべきか」等の質問がなされ、受講者の著作権をはじめ知的財産権への関心の高さを感じました。
また、受講者からは「事例解説や例え話が分かり易く明快だった」、「著作権についての理解を深めることができた」等のご感想を頂きました。
最近、ある地方自治体が役所内のネットワークに電子データ化した新聞記事を許諾なく共有し、新聞社から著作権侵害で提訴される等、著作権をめぐるトラブルを耳にする機会が増えました。
また、生成AIの利活用の場面で、意図せず著作権を侵害する可能性もある等、著作権には「法律の落とし穴」的な点が多く存在するように感じます。
SNSや生成AIの影響により著作権をはじめとする知的財産権のトラブルは以前に増して身近になったと言えます。
今回の講演が受講者の著作権についてのご理解に役立つことができたのであれば幸甚です。
講演会については練馬区立図書館の公式ホームページにおいてもご紹介を頂きました。
「デジタル時代の著作権」を開催しました。(11月23日) | 練馬区立図書館 公式ホームページ
受講者・小竹図書館の皆様、ありがとうございました。
私の取り組みにご興味をお持ちいただいたかたは、お手数ですが、弊所ホームページよりお問い合わせください。

カテゴリ:お知らせ
11月に、日本大学芸術学部や武蔵野音楽大学の近く、練馬区立小竹図書館(東京都練馬区小竹町)において、「デジタル時代の著作権~こんな時どうすればいい?~」とのテーマで講演会を実施させて頂きました。
まず知的財産権の概要について、続いて著作権についてより詳細に解説しました。
著作権パートの内容としましては、著作物性、著作物の種類、著作権と著作者人格権、著作権侵害の要件、著作権の制限規定について具体例を挙げ、またクイズ形式の内容を設けつつ解説しました。
さらに、SNSや生成AIの利用等、著作物を利用する場面で著作権の側面からどのような点に留意すべきかを、仮想事例や裁判例を挙げつつ解説しました。
最後に質疑応答の時間を設け、受講者からの質問に回答致しました。
受講者からは、「地域の活動の一環でAIが作成したイラストを使用することがあるが、どのような点に留意した方が良いか」、「ブランドのロゴマークを著作権で守るにはどうすべきか」等の質問がなされ、受講者の著作権をはじめ知的財産権への関心の高さを感じました。
また、受講者からは「事例解説や例え話が分かり易く明快だった」、「著作権についての理解を深めることができた」等のご感想を頂きました。
最近、ある地方自治体が役所内のネットワークに電子データ化した新聞記事を許諾なく共有し、新聞社から著作権侵害で提訴される等、著作権をめぐるトラブルを耳にする機会が増えました。
また、生成AIの利活用の場面で、意図せず著作権を侵害する可能性もある等、著作権には「法律の落とし穴」的な点が多く存在するように感じます。
SNSや生成AIの影響により著作権をはじめとする知的財産権のトラブルは以前に増して身近になったと言えます。
今回の講演が受講者の著作権についてのご理解に役立つことができたのであれば幸甚です。
講演会については練馬区立図書館の公式ホームページにおいてもご紹介を頂きました。
「デジタル時代の著作権」を開催しました。(11月23日) | 練馬区立図書館 公式ホームページ
受講者・小竹図書館の皆様、ありがとうございました。
私の取り組みにご興味をお持ちいただいたかたは、お手数ですが、弊所ホームページよりお問い合わせください。


2025.12.28
弊所代表が群馬高専における知財セミナーに登壇しました
こんにちは。弁理士の髙井智之です。
11月に、群馬工業高等専門学校(群馬県前橋市)にて、機械工学科4年生(担当:黒瀬雅詞教授)を対象とした知財セミナーが、柿原希望弁理士(羽鳥国際特許商標事務所所属)を主講師、弊所代表・髙井を補助講師として実施されました。
セミナーは「特許調査の基礎知識と実習」で、前半に特許調査の基礎知識についての講義が行われ、その後、学生各自が特許情報を検索するプラットフォーム「J-PlatPat」を実際に操作する実習が行われました。
学生に身近なキーワード(例えば群馬高専、担当教授の氏名、知っている技術用語等)を用いて、出願情報の検索、公報のダウンロード、権利が存続しているか否かの状況や審査状況の確認等、特許検索の基礎に関するレクチャーが行われました。
その他、スタートアップが特許を取得するメリットの他、高専出身者が立ち上げたスタートアップの成功例として「ポケモン」の生みの親の田尻智氏(東京工業高等専門学校 電気工学科卒業)の例が紹介され、高専ならではの内容となっていました。
また、意匠公報の検索も身近なキーワードを用いて実習が行われました。
学生の中には、例えば、「自動車タイヤのホイールに用いられる肉抜きの形状を、授業で設計している機械に用いる歯車の肉抜きに応用できないか?」という観点からホイールに関する意匠公報を検索する等、独自の視点をもった積極的な検索も行われていました。
セミナーは、終始学生が積極的に取り組む雰囲気にて実習が行われ、また、黒瀬教授をはじめ数名の教職員が実習の進行にご協力くださいました。
今回のセミナー対象である4年生は大学で言えば学部1~2年生くらいに相当します。高専は本科の修学年限が5年ですので、もう少しで社会に出る他、高専内の専攻科に進学または大学に編入学される方々も多いかと思います。
今回の特許調査の知識が受講者の方々の今後の研究や技術開発に役立つものとなれば幸甚です。
受講いただいた学生・教職員の皆様、ありがとうございました。
(画像:群馬工業高等専門学校校舎)
私の取り組みにご興味をお持ちいただいたかたは、お手数ですが、弊所ホームページよりお問い合わせください。
カテゴリ:お知らせ
11月に、群馬工業高等専門学校(群馬県前橋市)にて、機械工学科4年生(担当:黒瀬雅詞教授)を対象とした知財セミナーが、柿原希望弁理士(羽鳥国際特許商標事務所所属)を主講師、弊所代表・髙井を補助講師として実施されました。
セミナーは「特許調査の基礎知識と実習」で、前半に特許調査の基礎知識についての講義が行われ、その後、学生各自が特許情報を検索するプラットフォーム「J-PlatPat」を実際に操作する実習が行われました。
学生に身近なキーワード(例えば群馬高専、担当教授の氏名、知っている技術用語等)を用いて、出願情報の検索、公報のダウンロード、権利が存続しているか否かの状況や審査状況の確認等、特許検索の基礎に関するレクチャーが行われました。
その他、スタートアップが特許を取得するメリットの他、高専出身者が立ち上げたスタートアップの成功例として「ポケモン」の生みの親の田尻智氏(東京工業高等専門学校 電気工学科卒業)の例が紹介され、高専ならではの内容となっていました。
また、意匠公報の検索も身近なキーワードを用いて実習が行われました。
学生の中には、例えば、「自動車タイヤのホイールに用いられる肉抜きの形状を、授業で設計している機械に用いる歯車の肉抜きに応用できないか?」という観点からホイールに関する意匠公報を検索する等、独自の視点をもった積極的な検索も行われていました。
セミナーは、終始学生が積極的に取り組む雰囲気にて実習が行われ、また、黒瀬教授をはじめ数名の教職員が実習の進行にご協力くださいました。
今回のセミナー対象である4年生は大学で言えば学部1~2年生くらいに相当します。高専は本科の修学年限が5年ですので、もう少しで社会に出る他、高専内の専攻科に進学または大学に編入学される方々も多いかと思います。
今回の特許調査の知識が受講者の方々の今後の研究や技術開発に役立つものとなれば幸甚です。
受講いただいた学生・教職員の皆様、ありがとうございました。
(画像:群馬工業高等専門学校校舎)
私の取り組みにご興味をお持ちいただいたかたは、お手数ですが、弊所ホームページよりお問い合わせください。

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