新着情報

News

2023.10.16

鮫島正洋先生の講演に出席しました

みなさん、こんにちは。
「知財で日本を元気にする弁理士」の髙井智之です。

10月14日、知人の弁理士や知財コンサルタントが主催する「知財みらい勉強会」で、弁護士・弁理士の鮫島正洋先生の講演が開催されたので、出席してまいりました。

講演の内容は、「知財戦略セオリとその適用限界」、会場は、弁護士法人内田・鮫島法律事務所(虎ノ門)内でした。
休日の虎ノ門を訪れるのは初めてかもしれません(^^)

鮫島先生と言えば、知財業界の中で知らない人はいないであろう実務家で、著書『技術法務のススメ』も広く知られています(あと、先生ご本人が『下町ロケット』に登場する「神谷弁護士」のモデルとなったことでも知られています)。

今回のご講演は、特に、知財パーソンが投資家へ知財を定量的に説明できるスキルを高めていく必要性や、「知財」と「法務」というセクションを超えた「知財法務、技術法務」の在り方について、大変学びに富む内容でした。

「人の仕事はAIに代替されるのか?」という議論で、士業の中でも弁理士は、以前から「弁理士の仕事こそ、まっ先にAIに代替されるやろ!」と、いつもやり玉に上げられることが多いです。

確かに、商標の類否判断や先行技術調査等は、AIとの親和性が非常に高いように思います。特許の明細書も現在では、かなり精度の高い内容をAIが作成可能な段階にきているといわれています。

しかしながら、弁理士の伝統的業務がAIに代替される世の中となっても、代替の難しい付加価値を持った弁理士となるよう、これからも精進しようと強く感じた講演となりました。

また、『技術法務のススメ』は先日、新版が出たとのことですので、これを機に再読したいと思います。


私の取り組みにご興味をお持ち頂いたかたは、お手数ですが、弊所ホームページよりお問い合わせお願い致します。


カテゴリ:その他

- CafeLog -